勉強も食も大事!韓国での交換留学!


こんにちは。はじめまして。文化教育学部国際文化課程日本・アジア選修4年の塩谷杏奈です。韓国、光州市にある全南大学で3月から留学しています。私は韓国に高校生の時に交換留学をして、今回の交換留学は2回目なので初めて留学される方には少し理解がしにくい部分もあると思いますが見ていただけると嬉しいです。



<光州はどこにある>
光州は韓国の南西部に位置して全羅南道に囲まれている広域市です。韓国の首都であるソウルから高速バスで4時間ほどかかるところにあります。昔から、光州事件等で民主化運動が盛んであったために「民主と人権を象徴する都市」と言われています。また、韓国で食べ物や料理がおいしい地域ともよく言われています。



<留学しようと思ったきっかけ>
 私が留学しようと思ったきっかけは、食べることが大好きで、光州ならおいしい韓国料理をたくさん食べられるだろうからそこでたくさん食べたい!!!ということもあるのですが…最も留学しようと思った理由は、主専攻が日本語学なので、よく似た言語である日本語と韓国語の違いについて知りたい。韓国の日本語教育はどういったものだろうといった理由からでした。


<学校生活について>
私が今通っている全南大学では、3月から6月までが1学期、9月から12月までが2学期です。1限が9時から始まり、月、水、金曜日は50分授業、10分休憩。火、木曜日は75分授業、15分休憩です。わかりやすくいえば火、木の週2回の授業か月、水、金の週3回の授業になるかです。そして、日本の大学のように昼休みはないのでちょっとしたお昼寝ができません。この変則的な授業時間に2学期になった今でも私はまだ慣れません。
私は現在、日語日文学科に所属していて、今学期は、日本語史と日本語読解と日本映像文化と韓国語の授業に出ています。これらの授業はもちろん韓国語でするので、専門用語が分からないこともあるので事前に予習や復習しています。
しかし、先生がとても熱心に、面白く授業をしてくださるので私は毎日授業に行くのがとても楽しみです。授業は基本的に韓国語で行っていますが、授業中全て英語で行う授業もあります。
また、韓国では基本的にパワーポイントを使った授業をする先生が多い上に、発表課題もパワーポイントを使ったものが多く、他の学生の発表の質が高くて、発表準備が大変です。おかげでパワーポイント作成に少し慣れました。ある程度パワーポイントを作れるようになってから留学へ行った方がいいかもしれません。そして、日本と違い中間テストと期末テストがあります。テストはレポート課題よりも、比較的に筆記試験が多い気がします。

日文科のキム・デソン先生と友達 一番左が私です



日本映像文化 発表風景

日本語読解 授業風景

今学期の時間割 同じ色の部分が同じ科目の授業

 

全南大学の交換留学生はアメリカ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、トルコ、中国等、世界各地から来ています。多くの国の交換留学生と友達になったのですが、私は英語が分からない、話せないので、友達と話す際に、コミュニケーションをあまり取ることができませんでした。英語が話せたらもう少し、友達と楽しく会話ができるのにと後悔しています。そのため、韓国語だけではなく英語も勉強して話せるようになっておいてから留学に行ったほうがいいかと思います。
それにここはソウルよりも日本人がいないので、(交換留学生と学部生、大学院生入れても10人いるかいないか)語学を勉強するにはとてもいい環境です。

韓国語の先生と友達

お別れ会&友達の誕生日パーティー
      

<食べる!食べる!食べる!>
 最近、いろいろな飲食店に行っているのですが、私の1番のおすすめは学校の寮、すぐ近くにある「페리칸식당ペリカン食堂)」という食堂です。この食堂にはメニューが5つしかありませんが、辛い物が苦手な私でもこの店はとてもおいしい!しかも、おかずの量が多いうえに値段が安いです!今回、頼んだのは삼치구이(サワラの焼き魚)4500ウォン제육볶음(豚肉の炒め物)4000ウォン。(1000ウォン=100円)

2人分でこのおかず!2人で8500ウォン
 

メインのお魚豚肉炒め


でもこの食堂、席がない!1人焼肉ならぬ1人ペリカンしたいのですが…いつも昼食夕食どきになると行列ができていて1人では入りにくいです。いつか1人ペリカンできる日が来ればいいのですが…

 他に、韓国はデリバリーが発達していまして、夜食を食べる時は特にチキンをよく注文します。私も外のチキン屋さんで食べたり、寮の同じ部屋のルームメイトと部屋でよくチキンパーティーをしたりします。韓国はチキンのお店が数えきれないくらいありまして、全ての会社のチキンを食べつくすまでにはもう少しというかとても時間がかかりそうです。






お店によって味とトッピングは違う




<まとめ>
 今回紹介したのはほんの一部ですが、韓国に留学に行って本当によかったと思います。最初は、一人暮らしが長かったので寮のルームメイトと仲良くできるか、共同生活をうまく送れるか、学校で友達がたくさんできるかなど、心配だったのですが、月日が経つにつれ、この心配もなくなり、今は毎日が楽しいです。ここで様々な人と出会うことで、いろいろな価値観を知ることができ、いかに自分の考えが浅はかかと思うことが多々あります。留学行くか行かないか迷っているなら絶対に行った方がいいと思います。最初、韓国語や英語でコミュニケーションできなくても自分から何か伝えようと必死になれば何とかなります。私は未だに英語ができないので英語を使う友達と話すのは大変ですが…しかし何とかなっています。
1年間はあっという間で、もう少しここに居たい気持ちがあり、まだ日本に帰りたくないです。国際課の皆さんはもちろん、先生方や現地の国際課スタッフ等、いろいろな方達に支えられた留学生活もあと少しなので残りの時間を有効に使い、悔いなく過ごしたいと思います。まとまりのない文章ですが、見てくださりありがとうございました。




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