滑りやすい石



こんにちは。初めまして。私は佐賀大学経済学部経済システム課程4年生のPurevdorj Baasanです。私は現在米国ペンシルベニア州に在するスリッパリー・ロック大学に交換留学をしています。大学名は英語で”SLIPPERY ROCK”ですので、ブログの名前を滑りやすい石にしました。自分の留学経験について、書かせていただきたいと思います。



私は佐賀大学に入学する前から留学について考えていました。佐賀大学に入学し、留学について詳しく調べ始めましたが、自分が日本に留学しながら他の国に留学しに行くという事が難しいと担当者に言われました。最初はそれで諦めましたが、卒業が近づき、時間が経つにつれて、学生時代にはたくさん経験を積んでおきたいという思いが強くなり、留学について本気で調べ始めました。



佐賀大学の良いところは佐賀大学が他の大学に比べて留学をしやすい環境にあると思います。それでも、短期留学にしても、長期留学にしても競争率が高く、内定者として選ばれるためには努力しなくてはなりません。私の場合は特に、私は佐賀大学に留学をしながら、米国の大学に留学志望を出していたので、内定者として選ばれるには当時のTOEFLで佐賀大学最高点を取りました。困難を乗り越えて得られたものは後に自信や力になると思います。



ペンシルベニア州は米国の東側に位置しており、ニューヨーク州とつながっています。最初に独立した13州の一つです。州都はバッリスガーグですが、州で一番大きい街はフィラデルフィアで、その次に大きいのはスチールで有名なピッツバーグです。大学はピッツバーグから北に約50マイル(80キロ)離れたスリッパリー・ロックというところにあります。ペンシルベニア州は四季があって、冬は寒いものの、住みやすい場所です。



スリッパリー・ロック大学のキャンパスはキャンパス内でバスが走るほど広いです。食堂、学生寮、ジム、球場など設備が充実しています。一科目は3単位で、1学期で18単位まで履修できます。履修科目は月水金にと火木に行われるように分かれています。というのは、月水金のクラスは週3回、火木のクラスは週2回行われるということです。一学期で最大6科目しか履修できない分、授業内容が濃く、各授業内容を奥深く勉強する事ができます。私が一番驚いた事は課題の多さです。授業が終わったら教授が毎回課題を出します。授業スタイルもインテルアクティブです。教授が授業の半分をレクチャで使う、残りの半分を学生達に質問をしたり、学生同士に話をさせたりします。予習と復習がないと授業について行けません。また、アメリカらしいところは学校の図書館や他の設備が普段なら午後11時に閉まるのに対し、金土は午後5時に閉まります。学生もオンとオフがはっきりしていて、平日は勉学に励み、週末は思いっきり遊びます。また、学期末試験1週間前から図書館が24時間利用できるようになります。試験期間中図書館で寝泊まりする学生も多いです。このやり方が効率のいいやり方なのではないでしょうか。



私は大学の寮で生活をしています。寮はキャンパス内にあり、大学へ歩いて行けます。寮に住む学生も多いので、文化が違う学生たちと交流するのに最適です。自分で部屋を借りる選択肢もありますが、寮に入る事をお勧めします。


「旅!恋愛!挑戦!」は私のモットーです。ペンシルベニア州はニューヨーク、ワシントンD.C.、シカゴ、ナイアガラの滝に近いです。ですので、旅をしたい人にはもってこいの場所です。それだけではなく、米国からカナダや南米、またはカリビアンの国々も近いです。私の場合は大学の冬休みを利用してメキシコやキューバに行って来ました。未だ社会主義のキューバに旅をして圧倒されました。やはり本で読んで、テレビで見るだけではなく、実際、旅をして、自分の目で見るものは感じるものが違うと思います。皆さんもぜひ留学、または旅をしてください。英語で`get out of your comfort zone`という言葉があるように、他所を出る事によって、それだけで人生観、価値観がかわってくると思います。人生は短く、世界が小さいです!








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