Good day, mate!



こんにちは、初めまして。佐賀大学の末永成(あきら)ともうします。私は、2013年からオーストラリアに留学をしています。広大な大地とともにのびのびとした生活を送っています。佐賀のみなさんはいかがおすごしでしょうか。自分の留学について、いろいろ書かせていただきたいと思います。


みなさん、まず留学、または海外についてについてどのような印象を持っているのでしょうか?自分にとっての海外は、いつも「日本という国を再認識するためのもの」です。不可能とは言いませんが、日本にいて、日本のことを考えるのは少し困難な気がします。なぜなら、日本に生まれ、日本とともに育ち、周りの環境を当然のことと思って生活するからです。しかし、海外にでたとたん、自分の中の当たり前は当たり前ではなくなります。すべてゼロからのスタートです。新しい環境、新しい言語、新しい文化、新しい食事、どれもすべて新鮮にみえます。そのとき初めて、海外とくらべて、日本の文化、環境がどのように違い、どのように同じなのかを知ることができます。日本を内側からみるのではなく、外から海外から見る機会として、わたしは海外に行くことをとらえています。私自身は留学以前に、フランス、中国、韓国、マレーシア、シンガポール、カンボジアなどいくつかの国に様々な理由で訪れたことがありました。そのどの経験も、日本について、日本人について考えるいい機会になりました。もし、これから留学や海外に行かれるのであれば、ぜひ留学は他の国について知る機会と同時に、日本についても再度考える機会として捉えるような見方も面白いのはないでしょうか。






メルボルンは時間がゆっくり流れるので、とってものんびりとした生活を送ることができます。平日から、多くの人が公園でゴロゴロしたりとみているこっちがリラックスできるような環境です。多文化社会なため、世界中の食べ物、文化を知ることができます。もはや、どれがオーストラリアの文化なのかわからないほど、多くの文化が共存しあっています。まるで、一つの国を訪れたのに、世界旅行をしたかのような経験ができます。物価などは日本からすると少し高めになっていると思います。もちろんその分給料はとても高いですが。もちろん日本食なども簡単に見つけることができます。ただ一つ、メルボルンでの生活において、とても大変なことがあります。公共交通機関の利用です。メルボルンには、バス・トラム・電車の3つがあります。この3つを使い分けることが必要になってきます。では、なにが大変かというと、運行時間が極端に短いことと、本数がすくないということです。基本的に、7時にはバスはほとんどなくなります。大きな線や、トラム・電車は夜(1:00)まで運行しているのですが。また、30分おきに一本などというのは当たり前なので、しっかりとした準備が必要です。インターネットでチェックできるので、なるべく毎回でかけるときはチェックしたほうがいいとおもいます。また、時間よりも重大なのが、バス、トラム内には次の駅を知らせるシステムがないということです。つまり、使う駅を一つ一つ覚えるしかないのです。バス・トラムはとてもよく使うのでこれにはとても苦労しました。周りの景色、目印などから少しずつ覚えていくしかありませんでした。




家探しですが、大学の寮に住んでください。アドバイスというよりも、住んでください。私は最初ホームステイでしたが、やはり寮が便利だと思います。もちろん本人の行動次第ですが友達と出会う機会が格段に増えると思います。料金も便利さから考えるととてもいい値段だと思います。トイレとシャワールームはシェアですが、部屋は独り部屋でとっても居心地のいい空間です。







授業は1学期ごとにだいたい4つの授業をとることになります。とても少ないように聞こえますが、その分自分で勉強しろということです。もちろん自由な時間がたくさんある分、勉強以外のいろんな経験のためにもとてもいい環境です。自分は、教育学部に入っているのですが、留学生はほぼいません。経済学となると80、90パーセントは留学生という話を聞きます。4つクラスをとっているのですが、すべてのクラスを通して出会った留学生はアメリカからの留学生一人です。つまり、私だけが第二言語としての英語話者ということになってます。つらいです。ただ、大変な分もちろんとてもいい環境です。教育を勉強している自分としては、これだけ留学生がいないということは少し複雑ですが。





私は現在サッカー部に所属しています。食生活もかわり、やはり運動不足気味になってしまうかと思いますので、ぜひ運動部に入ってみるのはいかがでしょうか。もちろん英語の練習にもなります。サッカーの場合は、素早く的確に伝えないといけないので考える時間なんてありません。また、もちろんみなさんとても親切です。ぜひ何か一つ部活に入ってみてはどうでしょうか。また、現在、私はこちらの日本語学科と協力して、日本語クラブを作ろうと活動しています。現在はまだ公式なクラブではないのですが、近い将来に実現すればと思っています。もし将来ラトローブに留学される予定があれば、ぜひこのクラブを訪ねてみてください。すぐに現地の学生と仲良くなれますよ。何よりも、彼らも日本語に興味がありますので。これから留学されるかたの力となれば幸いです。ぜひこのクラブに参加してください。大学生活がより楽しいものとなると思います。





最後になりましたが、もともと文章を書くのが苦手なため、内容がめちゃくちゃになっているかもしれません。文章では表現できないことも数多くありますので、私のフェイスブックのページものせておきますので、もしラトローブに留学予定など、何か聞きたいことがあれば連絡をください。私でよければ、いつでも協力させていただきます。もし、今、留学に行こうかなと迷っているのであれば、迷わないで、すぐ行ってください。必ず、必ず、最高の思い出になります。賭けてもいいです。それくらい自信があります。迷わず留学にいってください。行って帰ってきてから迷いましょう。



ありがとうございました。  



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