タイ チェンマイ大学


灼熱の地「タイ」からのメッセージ
「自己紹介」
สวัสดีครับ(サワディークラップ)!
佐賀大学理工学部電気電子工学科3年の林知志です。現在、タイの東北地方に位置するチェンマイ大学に留学をしています。このツナガル留学日記を通して、少しでも長期留学をするか迷っている方の役に立てると幸いです。

私が海外に憧れを抱き始めたのは高校生の頃でした。その当時はただ英語が好きでなんとなく外の世界を見てみたいという漠然としたものでした。しかし、大学1年の後期あたりから1人の留学生と出会ったことをきっかけとして国際交流に強い興味を持ち始め、もっと多くの人と交流したいと思うようになりました。それから1の勢いが100になった勢いで様々な国際交流活動に足を運ぶようになり、SUSAPでの短期留学に3回参加するほどにまでなりました。私が訪れた国の中でも心に残っているのはインドネシアとタイでした。この海外へ行った経験及び父の仕事への憧れから、将来はタイを中心とした東南アジアの国と関わる仕事に就きたいと思うようになりました。皆さんは、タイについてどのようなイメージを持っていますか?これから、私のタイでの生活について紹介していきたいと思います。

「大学の授業や生活について」
授業は6コースとっています。月曜日と木曜日、火曜日金曜日で同じ時間割となっており、1コマあたり授業は90分です。その他にも聴講でいくつかの講義に参加させてもらっています。普段はタイ人が受講している中に1人日本人というスタイルで受講してます。はじめは、どのクラスでも自分だけが外国人でこれから先が不安でしたが、どのクラスの学生も優しく接してくれ、たくさん助けてもらってます。テストは中間テストと期末テストに分かれています。
学内にある散歩道


まず、食についてですが、タイでは部屋にキッチンがないことが多いため基本的に外食で、学内であれば1食40バーツ(140円)くらいで食べることができます。その他にも学外には露店やマーケットが広がっていて、その上日本食を扱う店もあるので食には困らず生活できてます。

友人との食事ハラル料理もあります

  
友人との食事 ハラル料理もあります

「最後に」
長期留学は短期留学とは違い、大変なこともありますが、その分喜びもたくさんあります。そして、海外で長期間暮らすことで、日本の文化、習慣、そして、自分自身を客観的に見つめれる良い機会となると思います。また、当たり前だと思っていたことが当たり前じゃないこと。そして、全てのことが当たり前ということはないと改めて実感しました。人と人との繋がりに国境はありません。言語、文化、習慣、価値観の違いをお互いに理解し尊重しあうことが大切なことだと留学をして改めて実感しました。残りの留学生活をも有意義なものとし、成長して帰国したいと思います。
 最後まで読んでいただきありがとうございました。
読んでくださる方の中に、まだ留学に踏み切れてない方がいるのなら思い切って決断してみてください。
思っている以上に現地にくれば生活は難しいものではありません。しっかり食べて、しっかり寝ればたいていの辛いことは乗り切れます。愛想よく振舞っていれば、友だちだってすぐにできます。人に感謝することを忘れなければ、多くの人が困った時助けてくれます。全てがなるようになります。
まだまだ留学は始まったばかりで、これから今まで以上に挫折を経験するとは思いますが、それ以上に楽しいことがあると考えると自然と気持ちも高まります。帰国後、みなさんに成長した姿をお見せできるように今後もまだまだ日々精進していきます。ありがとうございました。
伝統文化の山登り

タイを選択したのは将来、タイを含む東南アジアの国で働きたいということ、また英語以外の第二外国語を習得したいという気持ちが前提にあり、また今まで訪れた国の中でタイがお気に入りの国だったからです。

留学の壁は決して大きくない。理系で語学力の乏しかった私が長期留学をして間違いなく断言できるのは、留学への壁は決して大きくないということです。理系の学生でも語学留学のチャンスはあります。また語学力の問題なんて努力次第でなんとかなります。佐賀大学は留学支援制度がかなり充実しており、どの学生も手厚いサポートを受けることが出来ます。海外や留学生との交流に興味があるけれども、最初の一歩踏み出せていない学生の皆さん、 まずは定期的に実施される短期留学説明会や留学生との交流活動に足を運んでみませんか。一歩を踏み出せば、さらにもう一歩もおのずと踏み出していきます。自分から留学に対して大きな壁を作ることなく、世界に視野を広げてみませんか

林山頂で拝める寺院

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