スリッパリーロック大学での生活
みなさんこんにちは。教育学部中等教育主免音楽専攻の松本直朗です。僕は今、アメリ
カのペンシルベニア州ピッツバーグから車で一時間ほどのところにあるスリッパリーロッ
ク大学というところに留学しています。佐賀大学での専攻が音楽ということもあり、この
大学では音楽の授業を中心に履修しています。今回は留学を考えている方に少しでも参考
になる情報を届けるため、この大学で学ぶことのメリット、デメリットを紹介していきた
いと思います。
̶̶̶ 授業・学習 ̶̶̶
交換留学生は基本的にスリッパリーロック大学では自分の好きな授業を履修することが
できます。授業によっては前もって履修していないといけないものがあったりして留学生
には履修できないものもありますが。佐賀大学と比較しても本当にたくさんの種類の専攻
や授業がありますが１セメスターで履修できる授業数は４つから６つほどしか履修できま
せん。なぜかというと月・水・金曜日は同じ授業で50分授業、火・木曜日が同じ授業で75
分授業だからです。みなさんの英語力にもよりますが、僕は留学してすぐの頃、教授が何を言ってるか早すぎてわからなかったり、授業の予習や復習、課題などで毎日手一杯になっていました。僕が感じる限り、日本の学生と比較してアメリカの学生はめちゃくちゃ勉強します。
日本にいた頃授業の予習なんてしたことなかったなと最近よく思います。ノーマ
ルなタイプの授業は１クラスの人数は大体20人前後ほどで日本で言うところのアクティブ
ラーニングで、グループディスカッションや発表形式であることが多いです。音楽の授業
は自分の専門の楽器の個人レッスンもあればアンサンブルの授業、オーケストラの授業な
どたくさんあります。音楽で実技が伴う科目は基本的に授業で練習した曲を大学内のホー
ルで演奏するようになっています。授業は楽しいですが本当にきついです。ものすごく集中するので毎日かなり疲れます。課題も多く、レポートが多く課されるのでそれも
結構きついです。まとめるなら、自分の興味がある科目が取れるので楽しい反面、授業や
課題がかなり大変と言うところでしょうか。最後に、朝が苦手な人は8時からの授業はおすすめできません。
̶̶̶ 施設・設備 ̶̶̶-
大学内にはたくさんの食事ができるところがあります。ビュッフェ形式のブーゼルとい
う学食やスターバックス、チキンがメインのファストフード店の他にもたくさんありま
す。交換留学生はミールプランを使わないといけないです、ブーゼルが僕の住んでる寮か
ら近いのでよく利用するんですが、流石に飽きます。僕は常に日本食が恋しいで
す。気分転換も兼ねて学内のいろんな店を利用することをお勧めします。
次に寮ですがスリッパリーロック大学には大きく分けて３種類の寮があります。一番収容人数が多いのがレジデンスホール。
A棟からF棟までありますがこの寮は値段が高いです。月家賃換算で10
万円くらいです。またF棟はとても離れているためとても不便です。それ以外の棟
は授業がある建物や学食までも近いため立地面では便利です。残りの二つはレジデンスホールの真反対にある、ノースホールとロッズホールです。学食や授業のある建物からも遠いし古いしトイレとシャワーがフロアで共用になっています。
しかしここは安いのが最大の利点。
家賃換算で３万から４万円程度です。安く抑えたい人は圧倒的にお勧めです。僕も
値段のことを知っていたらノースホールに住んでました。
この大学は広いです。交換留学生は基本的に自転車やスケートボード、車等を持ってい
ないため徒歩が主な移動手段です。敷地の反対側まで行くのはきついです。そういう時
は学内を巡回するハッピーバスの利用をお勧めします。このバスは学内だけでなく近くの
グローセリーストアまで連れて行ってくれるものもあるので便利かと思います。私は、ルームメイトが車をもっているため連れて行ってもらったりしています。
（ルームメイトが車持ちは本当にラッキー）
̶̶̶- 休暇・娯楽 ̶̶̶̶
この街は本当に田舎です。佐賀大学周辺とは比べ物になりません。なので休日遊びに行
こうと思っても行くところがありません。車をもっている友達がいたらピッツバーグとか
まで遊びにいけます。ピッツバーグまで行けば遊ぶところはたくさんあります。それ以外
には大学が二ヶ月に一度くらいバストリップを組んでくれています。また公共交通機関が
ありません。ピッツバーグまでのバスや電車は何もありません。なので日本に帰る際、空
港まで行く手段もありません。車で送ってくれる友達を見つけるしかないです。まとめ
ると休日は勉強以外はすることは大体なく、車をもっている友達を頑張って作ろうという
ところですね。
̶̶̶- 費用 ̶̶̶-
一年間の留学でかかる費用は140万円くらいです。これに佐賀大学への学費、約50万円
と航空券などの費用が入ってきます。結局一年間で200万円くらいになります。
140万円の内訳
・寮費・・・80万円
・メールプラン代・・・30万円
・その他・・・30万円
自分でも思っていたよりかかっています。寮費やミールは安くしようと思えばできます。
また奨学金を頑張ってもらった方がいいと思います。
まとめ
スリッパリーロック大学は勉強したいという強い意志がある人には全力でお勧めできま
す。たくさんの種類の授業や充実の学内設備などがあるからです。しかし、息抜きや気分
転換するのが難しく精神的にきつくなることが多々あります。僕が断言できるのは、友達
を作ることが充実した留学生活への第一歩ということです。
みなさんこんにちは。教育学部中等教育主免音楽専攻の松本直朗です。僕は今、アメリ
カのペンシルベニア州ピッツバーグから車で一時間ほどのところにあるスリッパリーロッ
ク大学というところに留学しています。佐賀大学での専攻が音楽ということもあり、この
大学では音楽の授業を中心に履修しています。今回は留学を考えている方に少しでも参考
になる情報を届けるため、この大学で学ぶことのメリット、デメリットを紹介していきた
いと思います。
̶̶̶ 授業・学習 ̶̶̶
交換留学生は基本的にスリッパリーロック大学では自分の好きな授業を履修することが
できます。授業によっては前もって履修していないといけないものがあったりして留学生
には履修できないものもありますが。佐賀大学と比較しても本当にたくさんの種類の専攻
や授業がありますが１セメスターで履修できる授業数は４つから６つほどしか履修できま
せん。なぜかというと月・水・金曜日は同じ授業で50分授業、火・木曜日が同じ授業で75
分授業だからです。みなさんの英語力にもよりますが、僕は留学してすぐの頃、教授が何を言ってるか早すぎてわからなかったり、授業の予習や復習、課題などで毎日手一杯になっていました。僕が感じる限り、日本の学生と比較してアメリカの学生はめちゃくちゃ勉強します。
日本にいた頃授業の予習なんてしたことなかったなと最近よく思います。ノーマ
ルなタイプの授業は１クラスの人数は大体20人前後ほどで日本で言うところのアクティブ
ラーニングで、グループディスカッションや発表形式であることが多いです。音楽の授業
は自分の専門の楽器の個人レッスンもあればアンサンブルの授業、オーケストラの授業な
どたくさんあります。音楽で実技が伴う科目は基本的に授業で練習した曲を大学内のホー
ルで演奏するようになっています。授業は楽しいですが本当にきついです。ものすごく集中するので毎日かなり疲れます。課題も多く、レポートが多く課されるのでそれも
結構きついです。まとめるなら、自分の興味がある科目が取れるので楽しい反面、授業や
課題がかなり大変と言うところでしょうか。最後に、朝が苦手な人は8時からの授業はおすすめできません。
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| 授業の一環である演奏会の様子 |
̶̶̶ 施設・設備 ̶̶̶-
大学内にはたくさんの食事ができるところがあります。ビュッフェ形式のブーゼルとい
う学食やスターバックス、チキンがメインのファストフード店の他にもたくさんありま
す。交換留学生はミールプランを使わないといけないです、ブーゼルが僕の住んでる寮か
ら近いのでよく利用するんですが、流石に飽きます。僕は常に日本食が恋しいで
す。気分転換も兼ねて学内のいろんな店を利用することをお勧めします。
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| 大学での食事 |
A棟からF棟までありますがこの寮は値段が高いです。月家賃換算で10
万円くらいです。またF棟はとても離れているためとても不便です。それ以外の棟
は授業がある建物や学食までも近いため立地面では便利です。残りの二つはレジデンスホールの真反対にある、ノースホールとロッズホールです。学食や授業のある建物からも遠いし古いしトイレとシャワーがフロアで共用になっています。
しかしここは安いのが最大の利点。
家賃換算で３万から４万円程度です。安く抑えたい人は圧倒的にお勧めです。僕も
値段のことを知っていたらノースホールに住んでました。
この大学は広いです。交換留学生は基本的に自転車やスケートボード、車等を持ってい
ないため徒歩が主な移動手段です。敷地の反対側まで行くのはきついです。そういう時
は学内を巡回するハッピーバスの利用をお勧めします。このバスは学内だけでなく近くの
グローセリーストアまで連れて行ってくれるものもあるので便利かと思います。私は、ルームメイトが車をもっているため連れて行ってもらったりしています。
（ルームメイトが車持ちは本当にラッキー）
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| 大学周辺の様子 |
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| 大学周辺 |
̶̶̶- 休暇・娯楽 ̶̶̶̶
この街は本当に田舎です。佐賀大学周辺とは比べ物になりません。なので休日遊びに行
こうと思っても行くところがありません。車をもっている友達がいたらピッツバーグとか
まで遊びにいけます。ピッツバーグまで行けば遊ぶところはたくさんあります。それ以外
には大学が二ヶ月に一度くらいバストリップを組んでくれています。また公共交通機関が
ありません。ピッツバーグまでのバスや電車は何もありません。なので日本に帰る際、空
港まで行く手段もありません。車で送ってくれる友達を見つけるしかないです。まとめ
ると休日は勉強以外はすることは大体なく、車をもっている友達を頑張って作ろうという
ところですね。
̶̶̶- 費用 ̶̶̶-
一年間の留学でかかる費用は140万円くらいです。これに佐賀大学への学費、約50万円
と航空券などの費用が入ってきます。結局一年間で200万円くらいになります。
140万円の内訳
・寮費・・・80万円
・メールプラン代・・・30万円
・その他・・・30万円
自分でも思っていたよりかかっています。寮費やミールは安くしようと思えばできます。
また奨学金を頑張ってもらった方がいいと思います。
まとめ
スリッパリーロック大学は勉強したいという強い意志がある人には全力でお勧めできま
す。たくさんの種類の授業や充実の学内設備などがあるからです。しかし、息抜きや気分
転換するのが難しく精神的にきつくなることが多々あります。僕が断言できるのは、友達
を作ることが充実した留学生活への第一歩ということです。
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| インターナショナルディナーの様子 |
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