タイ カセサート大学 


留学が不安な方に向けて!



สวัสดี ค่ะ




私は佐賀大学経済学部経済法学科2年の桝岡明音です。今年の8月からタイのバンコクにあるカセサート大学に留学しています。留学期間は5ヶ月間で、英語で経済の授業をとったり、タイ語を学んだりしています。今回は主に留学を悩んでいる学生の背中を押せるようなことと、タイでの生活について少し、なるべく具体的に書いていこうと思います!
 
●私が留学をしようと思ったきっかけ
多くの人と同じように私も一年生の夏にSUSAPに参加したことがきっかけでした。日本とは全く違う町並み、料理、言語、人にふれる刺激的な毎日が楽しくて楽しくて2週間じゃ足りない!本格的に外国に住みたいと思うようになりました。また、将来NGOなどで経済格差による負のスパイラルから貧しい子どもたちを救う手助けをしたいと強く思っていたので、東南アジアで一度スラム街を訪れ、実情を知りたいと思っていたことも理由の1つです。ですが、私は留学に対して2つの大きな不安を抱えていました。それは、お金の問題と英語能力の問題です。

①お金の問題
まず、奨学金について少しお話します。奨学金をもらえる方法は主に2つあります。それは、トビタテ留学ジャパンに応募する方法と学校にもらう方法です。
私はトビタテに応募してないのでよくわからなかったのですが、私の知り合いは1年間で200万円ほどもらっていました。ヨーロッパに留学したい方、留学先での研究が明確な方、留学までにまだ余裕がある方にはおすすめな方法だと思います。

私は、学校に奨学金をもらいました。佐賀大学は今年まで、アジアに留学する学生には特別に毎月6万円支給する奨学金プログラムを実施していました。ただ、このプログラムは留学先が提示する留学の応募条件を満たしている必要があります。私はTOEFLの点数が3点足りなかったのでこの奨学金はもらえませんでした。なので、できる限りTOEFLの勉強はしてください。ですが、そんな学生にも救いがあります。金額は大幅に減りますが、半年間留学をする学生は15万円支給してもらえます。そこでみなさんは毎月3万円の支給で生活できるのか心配になると思います。私は最初の月に合計72000円かかりました。内訳は、通信費2100円、遊ぶ時の交通費6200円、入寮のときにいるお金32000円、日用品9500円、食費14500円、ショッピング2030円、洗濯550円、制服1600円、おやつ2400円、写真420円、交際費630円、その他210円です。85000円を換金して34日ほどで使いきりました。食費が高くないかと思った人もいると思うのですが、結構遊びに行ったりしたので高くついてます。来て最初の月なので普通はこの値段を超えることはないと考えてもらっていいと思います。私は最初の月でも毎月の仕送り+支給された奨学金の値段とかかった金額が大体同じだったので全然大丈夫でした。なので、みなさんもお金の面ではあまり心配しなくてもいいと思います(アジアに行く人は)


②英語能力の問題
おそらく、みなさんが一番不安に思うところだと思います。私も正直、来て1ヶ月で、中間テストもまだ受けていないので、全てのことはまだお伝えできないのが実情ですが、それを考慮していただけると助かります。

私は、留学に行く人はISACに入ってる人や英語が得意な人しかいない、むしろそんな人しか行ってはいけないもののように勝手に思っていました。お恥ずかしながら私は全く英語が得意ではありません。むしろ苦手な方です。去年行ったSUSAPの時、外国の学生に話しかけてもらっても全く話が続かず、面白くない奴のレッテルをはられてしまいました。なので、半分くらいはずーーっと日本人といました。私は全く英語を話せない自分が恥ずかしいと同時にすごく悔しかったです。このような私が留学前に抱えていた不安は主に2つです。1つめは、外国人の友達ができないのではないかという不安。2つめは、授業を全く理解できず、必修の単位をとれないのではないかという不安です。おそらくほとんどの方がこの2つの不安を抱えていると思います。1ヶ月こっちで生活してみての実際の感想を述べていきます。まず、1つめの友達に対する不安に対してです。結果から言うと、必ず友達はできます!お気づきの方も多いかと思いますが、友達を作るのに大事なのは、言語力の高さではなく、どれだけその相手と話そうとする意思があるかだと思います。私はとりあえず笑顔で、リアクションは大きくすることを意識していました。長期留学では、短期留学よりもたくさんの外国人と出会えるので、自分に合った人と出会えることも長期留学の良さだと思いました。
次は、授業への不安に対してです。これは正直なんとも言えません。今でもわかることは、言語の授業(タイ語や英語)は比較的簡単な英語なので聞いててわからないということはないと思います。ただ、専門的な授業になると正直聞きとれないことが多いです。ただ、どの授業でもPowerPointが配られるので復習することは可能です。また、成績評価もほとんどの授業で6割から7割がテストなので日本よりも分散されている印象を受けました。


1 留学生とメイドカフェ




2 授業中の課題





●タイでの生活

留学への不安が少し和らいだかもしれないとこで楽しいタイでの留学生活について書いていこうと思います。ブログでもわからないと思うので、寮と授業についてをメインに書いていきます。

 

 

・授業 

カセサート大学にはなんと毎学期約60人の日本人が留学に来ます(半分は青山学院大学)。カセサート大学のいいところは、交換留学生はどの学部の授業も履修可能なところです。私も実際4つの学部の授業を履修しています。また、バドミントンやバスケなど体育の授業が7種類ほどあるのも魅力の1つです。また、授業中タイ語が挟まれることはないので安心してください。私が日本と違うなと思ったところは、一週間に1つの授業が3時間あることと、小テストやグループワークの内容がエッセイ形式なのでちゃんと考えなければいけないことでした。ただ1つ注意すべきことは、タイ語を本格的に学びたい方にはカセサート大学はおすすめしません。なぜなら、タイ語の授業が1つしかないからです。チェンマイ大学に行ってる人は(他大学の人も)、半年でもかなり話せるようになっていました。




・寮


カセサート大学に、留学する学生はほぼ確実にクリサナという国際寮に入ります。設備はかなり充実していますし、部屋もかなりきれいです。部屋は2人でルームシェアすれば半額になり、他国の友達もできるのでおすすめです。1階にはエアコンが効いた学習室(24h)、有料のコインランドリー(1100円)、アイロン屋(130円)、共同キッチン、給水器があります。部屋にはエアコン、冷蔵庫、給湯器、テレビ、机、椅子、シングルベッド、バスルームがあります。1ヶ月の寮の料金についてですが、部屋の料金が1部屋2万円、電気と水道料金合わせて3000円という感じです(ルームシェアだとこれが半額になります)。


3 寮の部屋





・食
カセサート大学にはご飯を食べれるお店がたくさんあります。120円くらいでお腹いっぱい食べるができます。また、タイの料理は大抵辛く、パクチーが入っています。苦手な方はお気をつけください。
4 学校のフードコートにて




・交通
タイは交通費も格安です。バスとスカイトレインを使えば、寮からバンコクの中心地に行くのに最大片道200円しかかかりません。
 
 もっと話したいことがありますが、この先はぜひ自分の目で確かめてみてください!
それではลาก่อนค่ะ










































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