イギリスとフランスでの留学日記
- はじめに
こんにちは 佐賀大学理工学研究科機能材料化学専攻1年の清田隼利です。
私はトビタテ!留学JAPAN 11期生(地域人材コース)として、9月から11月までイギリスのマンチェスターで語学留学をして、その後11月から1月までフランスのディジョンにあるブルゴーニュ大学で交換留学をします。
留学の経緯、それぞれの国での生活、学校、気付き等をこの場に記そうと思います。この投稿が留学を考えている方はもちろんですが、全く留学に興味がない方が少しでも留学に興味を持っていただければ幸いです。
- 留学のきっかけ
私は海外旅行が好きで、日本とは全く違う 海外の文化にとても興味がありました。しかし、金銭面や英語力の問題 そして留年することなく卒業したかったことが原因で留学することを全く考えたことがなく、留学とは縁がないと思っていました。
そんな時に現在の研究室の教授から勧めていただいたのが、トビタテ!留学JAPAN(https://tobitate.mext.go.jp/)
でした。トビタテ!留学JAPANとは、文科省と民間企業が連携して学生の留学を支援するというプロジェクトで、奨学金の返済不要に加え、英語力が問われないプロジェクトです。
私は、このプロジェクトに出会ったことで留学を決意しました。
学科の先生、国際課の方々など多くの方のサポートのおかげで、留学することが出来ています。
本当にありがとうございます。
- 現地での生活(手続き編)
私が留学の準備をする上で、苦労したのが語学学校を探すことでした。イギリスには多くの語学学校があり、 どのように選んだらいいのか分かりませんでした。そのため、私は留学エージェントを利用して、語学学校を決めました。申し込みなどの手続きを無料でやってくれたので、非常に便利でした。
留学エージェントを用いて探す場合、複数の留学エージェントを比較して語学学校を決めることをお勧めします。
- 現地での生活(マンチェスター編)
ロンドンに次ぐ大都市で、歴史的な建物が多くある美しい街です。ロンドンより物価が安く、日本人が比較的少ないため、日本人同士で話してしまうという心配が少ないです。
そして、マンチェスターといえば、やっぱりフットボールですね! 世界的に有名なチームが2つもあるということで試合がある日には町中にフットボールファンが溢れています。
食事に関しては、昼は友達と外食をして、夜は基本的に自炊しています。日本食レストランやアジアンスーパーが多くあり、ラーメンや寿司やカツカレーなどの日本食を食べることが出来ます。
住まいは、都心から少し離れた寮に住んでいて、キッチンのみ共用でした。また、イギリスの一般家庭の生活も体験したかったので、最後の1週間はホームステイしました。その国の生活を体験できるのでホームステイもお勧めです。
マンチェスターの街並み
友達と試合観戦
- 現地での生活(語学学校編)
マンチェスターの町中にあるThe Essential English Centreに通いました。平日に1日5時間 週25時間
授業は、午前中は文法 、午後はスピーキングが中心でゲームを間に取り入れるなど楽しみながら学びました。スピーキングに関して最初は苦労したが少しずつ自分の意見を述べれるようになっていきました。
クラスはレベルによって3クラスに分けられ、1クラス10人程度と少人数でした。
生徒は16歳から50歳くらいまで イタリア、スペイン、フランス、チリ、スイス、韓国、サウジアラビア、カメルーンなど 年齢も国もバラバラですごく国際的でした。
また、放課後には語学学校主催のイベントが行われました。
例:毎週水曜日はカフェで雑談をする
ハロウィーンにカボチャの顔作り
語学学校主催のハロウィーンイベント
- 現地の生活(フランス ディジョン編)
ディジョンはフランスの中東部に位置する町で、ワインが特に有名です。治安は比較的良く、街並みもすごく綺麗です。主な交通手段として使われるのが路面電車で、大学の中にも駅があり移動にとても便利です。
食事に関しては、昼は学食で、夜は自炊しています。大学内に3階建てのレストランが2つあり、毎日メニューが変わります。約500円と手ごろな値段でお腹いっぱい食べれます。ピザ窯があることとフランスパンが1つ無料であることは驚きました。
住まいは、留学生用の国際寮に住んでいます。キッチンのみ共用で、日本人も多く住んでいます。
ある日の昼食
- 現地での生活(研究)
私は、無機化学の研究室に所属しています。平日9時から17時くらいまで活動しており、論文を読んだり、先輩の実験を見学したりしています。毎日2回ほどコーヒータイムがあり、その時間は手を止めてみんなで雑談をします。しかし、フランス語で雑談をするので、何を言っているのか分かりません(笑)
また、週に2回ほど英語の授業を受けています。フランス人も英語を喋れない人が多くいて意外でした。
- 休日の過ごし方
休日は街の散策や他の国に旅行に行きました。場所によって建物や文化が全然違うことがすごく興味深いです。
個人的にハリーポッターが好きなので、ロケ地巡りをして感動していました。
ハリーポッターのワンシーンより
ハリーポッターのモデルになった城
- 最後に
ここまで拙い文章でありましたが、留学のイメージが少しでも湧いていたら幸いです。
留学は、社会人になるとなかなか出来ない経験だと思います。
だからこそ、少しでも留学してみたいなと考えている方は後悔しないようにぜひ一歩踏み出してみてください!
モンサンミッシェルにて
トビタテで知り合った人たちと
最後まで読んでいただきありがとうございます。
佐賀大学理工学研究科1年
清田隼利
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