AUSSIE CULTURE –University of Technology, Sydney-


 皆さんこんにちは!文化教育学部3年 国際文化課程 欧米文化選修の永田敦子です。私は、今年の2月からオーストラリア、シドニーにあるUniversity of Technology, Sydney(略してUTS)にて1年間の交換留学にきています。

 私は大学に入ってからは、ジャズ研究会、勉強、バイトを中心に生活を送っていました。大学に入学する前から留学に興味があったので、大学1年生のうちからTOEFL IPTの勉強をしていました。点数は思うようには伸びませんでしたが…。3年生の秋にオーストラリア留学のためIELTSを受験し、無事に必要な点数を取ることができました。

 ここで皆さんに知っておいてもらいたいのは、留学のための試験です!私はIELTSの存在など全く知らず、スコア提出期限の12か月前に、オーストラリア留学にはIELTSのスコアが必要ということを知りました。(TOEFL IBTという選択肢もありましたが、IELTSの方が点数を取りやすいというお話を聞いて、IELTSを受けることにしました。)IELTSとは、イギリス、オーストラリアなどでTOEFLに代わり主流な英語力を測るための試験だと考えていいと思います。なので、まだ留学先を決めていなくても、英語圏を考えているのならTOEFLだけでなくIELTSの勉強もおすすめします。
 
 さてさて、本題です!今回はオーストラリアでの交換留学についてお話したいと思います!皆さんに少しでも「留学」に興味を持ってもらえたら、そして留学先としてオーストラリアにも興味を持ってもらえたら、嬉しいかぎりです。





 
 <大学生活>
 Autumn Semester26月)では交換留学生向けの科目を3つ受講していました。英語の学習を基盤とし、オーストラリアの文化や言語についてフィルムや職業を通して学ぶという内容でした。

 そして、もうそろそろ終わってしますが…Spring Semester711月)では、交換留学生向けの英語の科目1つに加え、ローカルの授業を2つ受講しています。1つは英語学の授業で、もう1つは映画についての授業です。また、聴講(履修ではありません)という形で、英語を(第二)外国語として教えるための教育論のような、院生の授業にも出席しています。さらに、UTSで行われている日本語の授業にも、簡単なサポーターとして参加しています。


 UTSでの授業形態は日本の大学とはかなり異なっています。例えば、授業時間は科目によって変わってきます。2時間の授業もあれば、3時間の授業もあります。長いです。()そして、1つの科目が1コマで終わるものもあれば、レクチャー1時間とチュートリアル1時 間半、という風に組み合わさっているものもあります。レクチャーでは教授が講義をし、チュートリアルではディスカッションなどをしてもっと内容を深める、 という感じです。やはり日本にいた頃と比べると、こちらの授業では、学生の主体的な発言が目立ちます。講義を受けていて分からないことがあるとその場で質 問するのは当たり前、自分なりの考えを教授やクラスに向けて投げかけ、皆で授業内容を深く学んでいく、というイメージを受けました。

 特にローカルのクラスや大学院のクラスでは、毎回自分の英語力が足りないことを痛感し落ち込みますが、そのことが逆に良い刺激になっていると思います。






 <クラブ>
 私はJASSESAC、オーケストラの3つのクラブに所属しています。JASSでは日本や日本文化に興味のある学生と交流するクラブで、お寿司パーティーをしたり、映画を鑑賞したりしています。ESACは、交換留学生や留学生のためのクラブで、Language Exchangeというイベントではお酒を飲みながら色々な国の人と交流できます。オーケストラでは週1回集まり、学期の終わりにあるコンサートに向けて練習しています。 
 
 私がこっちでのクラブに対して感じたことは、日本の部活とは全く雰囲気が違うとい うことです。スポーツクラブや文化クラブにしても、趣味でやっている人の 集まりという感じで、シリアスな感じは全くありません。皆、自分が楽しむために活動している感じです。日本でいうサークルのようなものでしょうか?そし て、すべてのクラブがそうであると言っていいほど、クラブのフェイスブックページがあり、だいたいフェイスブック上でイベントや活動の連絡をします。


 オーストラリアでは日本よりもフェイスブックが浸透し、日常的に活用されています。ちょっとしたイベントや、自分のバースデーパーティ、大規模なイベントまで、フェイスブックでイベントを企画し、招待しています。





 <お部屋探し>
 シドニーは物価が高い!家賃も寮も高い!なので私は最初からUTSの寮に入るつもりはありませんでした。最初の2週間はホームステイをし、その間に次の部屋を探し、シェアハウスに移りました。

 部屋探しは思ったよりもとても大変でした。ネットでいいなと思う部屋を見つけてオーナーに連絡し、下見に行かせてもらいます。そして実際に見て気に入れば オッケーです。簡単そうに思いますが、私はすごく苦労しました。ネットで見る部屋の写真と、実際の部屋は違いますし、ネットに書かれていなくても、リビン グシェアといってリビングにもベッドがあり人が住んでいたり…。オーナーが信用できる人かどうかも見極めなければなりません。

 シェアハウスでは自分の部屋が与えられます。私が住んでいたシェアハウスのオーナーたちはとても親切な人で、たまにご飯を作ってくれて一緒に食べたり、オーナーの孫たちに会いに行くとき一緒にドライブで連れていってくれたりと、とてもよくしてもらいました。7か月ほどここの家でお世話になったので、オーストラリアの食事や生活を体験し、知ることができました。


 最近は、学校までバスで通っていたシェアハウスから、徒歩で通える範囲に引っ越しました。今はルームシェアをしています。フラットには2部屋あり、1つは女子4人部屋、1つは男子2人部屋です。自分だけの部屋はありません。前回のシェアハウスはオーストラリア人と日本人と中国人と住んでいましたが、今回は、ロシア人、台湾人、韓国人と一緒にシェアしています。フラットは仲が良く、一緒に出かけたりご飯を食べにいったりします。



 <文化>
 印象深いと思ったオーストラリアの文化をほんの一部だけご紹介します。オーストラリア文化は一言で言うと自由な雰囲気だと思います。誰も周りの目を気にしません。自由すぎる、ラフ、という言い方もできますが…()

・日本だったら飲み会ですが、こっちだとBBQ、バー、パブ、クラブ…!
・雑貨店や洋服店などのお店はだいたい17時に閉まります。
・リンゴやバナナなどにかじりついている人、コーヒー片手に持っている人がたくさん。
・信号待ちやエスカレーターなど場所に関係なくイチャついているカップル。
・天気が良いと、公園や広場でゴローンとして読書やおしゃべりやご飯でゆっくりと時間を過ごしている人。
・朝、昼、晩、プールやジムやジョギングなど、運動している人をたくさん見ます。
・日本だったらモザイクがかかるような相当ショッキングなシーンも、こっちのテレビでは普通に放送されます。






 <最後に>
  留学は出会いだと思います。留学ではものや考えや人に出会い、自分の視野を広げてくれます。私は、オーストラリアの文化を知っていくうちに日本文化の良い 点に気付いたり、逆に、他の点ではオーストラリア文化の方が素敵だなと思ったり。今まで疑問も持たなかったことについて考えることもあります。また、毎回 新しい友達との出会いや、お店の店員や道行く人とのちょっとした出会いなど、色々な人に出会い、何かしらの発見があり、その度に出会いの素晴らしさを感じ ます。

 佐賀大学では、先生方や国際課の方々のおかげで、近年さらに留学に関する制度や情報の場が充実してきていると思います。はっきり言って、こんなにたくさんのチャンス、利用しないともったいないです!是非是非、留学について考えてみてください。











コメント

  1. long time no see!

    あつこー!たくましく頑張ってるようで何より♪わたしも元気もらったぞー
    帰ってきたらいっぱい話聞かせてね(*^_^*)

    おくだみゆき

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    1. みゆきー!!Long time no seeeeee!

      ありがとう(^o^)コメント嬉しい!
      もちろん!呑みいこ!!
      みゆきに連絡しなければと思ってたとこやったよ!

      とりあえず1ヶ月後に定演で会いましょう~~
      それまで元気でね~

      ながたあつこ

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