Studying abroad at Wilfrid Laurier University, Canada


 こんにちは。文化教育学部国際文化課程欧米文化選修4年、副島奈央子です。現在カナダのウィルフリッド・ローリエ大学に9月から留学しています。期間は秋・冬学期の8カ月です。

 私は漠然と留学に興味があり、2年生の夏からTOEFL-ITPを受験し始め、出発するぎりぎりまで受け続けていました。3年生の夏に短期留学をする機会があり、初めて海外に出ました。生まれ育った佐賀を出ることがほとんどなかったので、カルチャーショック・都会・英会話など、たくさんの刺激を受けました。そのおかげで、現在は大きな戸惑いもなく生活ができているのではないかと思います。




 <大学について>
 ウィルフリッド・ローリエ大学への学生の派遣は今年から始まりました。ローリエ大学ウォータルーキャンパスはもしかすると佐賀大と同じかそれ以上に小さいです。ビジネスと音楽が有名であり、特にビジネスは近くにあるウォータールー大学の学生も授業をとっています。日本人学生はほとんどいません。




 <授業について>
 授業では教授からの質問に対し、多くの学生が手を挙げます。ただの出席ではなく、積極的な発言が評価されます。授業中に教授は机の上に座ったり、授業によりますが学生はコーヒーを買いに行ったり、自由な姿勢なので日本と比較してショックを受けるかも知れません。初めて授業を受けた時はついていけないと思いましたが、テキストを事前にちゃんと予習しておけば、何とかついていけました。予習のページ数は日本で読んでいた英文よりも遙かに多いので大変ですが、そのおかげで読むのが早くなった気がします。
 
 多くの学生がノートパソコンを持ち歩き、授業のノートをそれでとっています。コンパクトでバッテリーが長く持つパソコンを持っていくことをお勧めします。




 <生活について>
 私が住んでいるウォータールーという町は学生がたくさん住んでいる町で、治安も良く住みやすいです。私はカナダ人の家主の家に家主、自分、他の交換留学生と一緒に住んでいます。食事なしのホームステイに近く、カナダ人の生活も体験することができ、かつ寮よりも安く住むことができるので気に入っています。こちらのスーパーにはお米や醤油、中国系の店にはカレールー・味噌汁などがあり、日本食を作ることができます。
 
 また私は「こんにちはジャパン」というウォータールー大学のクラブに入っており、日本に興味がある学生と交流しています。留学と言えば日本語・日本人を避けることが多いと思いますが、そのつながりを大切にすることで、日本人や日本という縁でたくさんの人と知り合えました。




 <おわりに> 
 自分には留学なんて無理だと思っている人もいるかもしれませんが、とにかく行動に移すことが大事だと思います。英語は日本でも勉強することができますが、勉強以外で学べることが留学にはたくさんあります。是非留学して、体験してください。 

  

 


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