Australiaからこんにちは!




 こんにちは。文化教育学部国際文化課程欧米文化専修の平岡範之です。現在の季節は春も終わりに近づき、日本とは真逆の夏になろうとしています。これからシドニーでの交換留学について少し書かせてもらおうと思っています。私はオーストラリアの首都のようで首都ではないシドニーで約1年間、University of Technology, Sydney (UTS)の交換留学生として生活しています。以前同じ大学に留学中の永田さんの記事で、大学生活とクラブ活動については触れられていたと思うので、出来る限りそれ以外のことで皆さんに伝えていけたらと思っています。




 <イベント>
 シドニーではたくさんのイベントが開催されています。週に1回は何かのイベントが開催されていると言っても過言ではないぐらいです。お金に余裕さえあれば、毎日退屈することなく過ごすことができることでしょう。しかし、オーストラリアは基本物価が高いので、参加したいイベントを絞った方が無難かもしれませんが…毎週決まった曜日に色々な場所でマーケットが行われたりもしています。
 
 毎週土曜日にはダーリングハーバーというところで花火も見ることもできます。屋外でビールを片手に英語を話しながら見てみるのも一興かもしれません(お酒を飲める年齢の人に限りますが…)。冬にも花火は上がっているので、日本とは違った不思議な感覚を味わうことができると思います。何といってもオーストラリアの中でシドニーは都会なので、有名な俳優や歌手の人たちが来たりします。ですので、この機会に会ってみるのもいいと思います。





 <住まい>
 初めの一カ月はシドニー郊外で4人家族の家にホームステイをしていました。この一カ月はオーストラリアの文化をその家庭を通じて直接肌で感じることができたように思います。その後、シェアハウスに移ったのですが、そこにもまた全く違う生活がありました。オーストリア、韓国、スペイン、タイ、中国、ドイツの、文化も言語も違う背景を持った人たちと生活を共にすることで、オーストラリアにいながら、色々な国のことを知ることができます。それに加えて、色々な国の言語のフレーズを覚えることもできます。様々な言語にも興味がある方は、英語以外に言語をマスターしてみるもいいかもしれません。





 <オペラハウス>
 シドニーには多くの有名な場所が存在します。おそらく皆さんが良く知っているのがオペラハウスだと思います。あの世界遺産のオペラハウスが自分の住んでいるすぐ近くに建っていることになるのです。UTSからは徒歩で約30分、電車だと約15分で着いてしまいます。毎日でも通える距離なのです。世界中の多くの人たちがそれを一目見ようと何時間もかけてきている中、自分の家の庭のように、いつでも訪れる事が出来るのです。そのうえ、シドニーに住んでいる人たちにとっては、ランニングコースには最適な場所なのです。皆さんもシドニーに来たら、ランニングついでにオペラハウスをのぞいてみてはどうでしょうか。






 <勉強>
 おそらく皆さんが一番気にしていることは勉強に関してだと思います。交換留学なので、授業は英語を使って様々なトピックを勉強するということになります。なので、英語自体に関しての勉強は自分でしていかなければなりません。リスニングやリーディング、スピーキングは日々の生活で使っていくことになるので、伸びやすいとは思いますが、文法や単語に関しては、自ら進んで勉強していかないと、伸び悩む部分ではあると思います。そのために、UTSでは授業のほかに、自主的に受講できるHELPSというものがあり、英語をより伸ばしたいという人達が集まり、自分の苦手な部分を伸ばしていけるシステムになっています。

 そして、UTSには平日は10時まで開いている図書館、それに加え、内装がグリーンの建物があり、そこはグリーンスペースと呼ばれているのですが、24時間開いているので、勉強したいだけ残って勉強することができます。また、部屋を借りたりすることもできるので、たまに一人になりたい時、プレゼンの練習をしたい時、大勢で何かの計画を立てたい時など、様々な用途に活用することができます。しかし、いつもセキュリティの人が見回って、学生カードを確認するので、学生カードは無くさないようにしていてくださいね。









 <最後に>
 留学を本気で考えているなら、それを支えてくれる制度が整っており、それを支えてくれる多くの人たちが佐賀大学にはいます。私も微力ながら応援できればと思っています。是非とも、今迷っている人は一歩を踏み出し、自分の可能性にチャレンジしてみてください。留学にはその価値が十分にありますし、ここには書ききれない魅力がまだまだ沢山ありますよ。


 

 

 

 

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