グローバルの波に置いて行かれちゃうよ?



 カンボジアからこんにちは!スオスダイ!
 おそらくこの記事を読まれている方は初めましての方がほとんどだと思うので、まずは僕のことを知っていただこうと思います。現在カンボジアのプノンペンという首都でインターンシップを行っております。健康福祉スポーツ選修3年小島翔太です。
 この記事を通して「カンボジアってこういうところなんだ。留学ってこんなこともできるんだ。」ということを少しで感じてもらえたらなと思います。ぜひ、あなた×カンボジア・あなた×留学。のイメージをしながら読んでみてください!

あなた×カンボジア



 ここのトピックでは僕のインターン内容の説明とカンボジアについて写真に触れながら感じていただこうと思います。まずはインターン内容説明から!
僕はカンボジアンタイガーFCというプロサッカーチームでインターンシップしています。
主な活動内容は5つに振り分けられます。
 活動内容
イベントの企画運営・・・サッカーと地域を結びつけるイベントの考案やハーフタイムショーでどのように試合を盛り上げるかの企画
ハーフタイムショーを企画して実際に行ったもの

 ・広報活動・・・snsやホームページを使ってカンボジアンタイガーFCの現状況や試合内容などをカンボジアサイドと日本サイドでupします。
選手のサポート・・・日頃から練習や試合の際にサポートをします。
試合データ管理・・・選手一人一人のデータや映像を管理してそれを選手に共有します。
選手の動きを映像やデータで残す作業

CSR活動・・・プロジェクト名はOne Child One Ball といってカンボジアの地域に選手スタッフともども足を運び、子どもたち11つボールをあげる活動です。
 
コンポンチュナンという村でボール配りプロジェクト

カンボジアについて
 みなさんカンボジアを連想したときどんなイメージが湧きますか?どんな街?どんな人?どんな食べ物?何語?いろいろ連想できると思います。まず日本とは正反対ということを理解してください。インフラはまだ整っていないところが多くあります。食の安全も確保されていません。夜に出歩けば身の危険にさらされます。日本の常識がこの国では非常識、自分の身は自分で守るのが最低限マネーとなります。でもそんなカンボジア、実は悪い事ばかりじゃなくて素敵なこともたくさんあります。挙げだしたらきりがないので、1つ特に素敵だなと思ったことを述べさせていただきます。


プノンペンの夜景。実はかなり都会。
  体験談
 僕が自転車で移動しているとき、横でドン!という何かぶつかる音が聞こえました。横を見るとバイクに乗っていたおばあちゃんが、前を走っていたトゥクトゥクに激突しました。結構な音だったので、当てられたドライバーも振り返っておばあちゃんを睨み付けまして。すると当てたバイクのおばあちゃんはなぜか大笑い。するとドライバーもなぜか大笑い。なぜドライバーは笑って許せたんだろう?とずっと考えていました。カンボジアはタイ以上に微笑みの国でした。思い返せばカンボジアの人達はこちらが笑顔で挨拶をすれば、ほぼ100%笑顔で挨拶を返してくれます。笑顔の交換が日本よりもずっとスムーズでした。基本なのかもしれないですが、お互い気持ちよくなる関係の作り方が笑顔なんだと感じることができました!

いつも大渋滞でよく事故が起こる。

 あなた×留学

 前述である程度カンボジアのイメージを掴んでもらえたのではないかなと思います。次にここでは留学についてのイメージを持ってもらいたい。そして僕のこの留学における捉え方や考え方から少しでも参考にしてもらいたいと思います。

 あなたにとって留学ってなんですか?
 これはすごく大事にしてほしいキーワードです。なぜ留学をするか。どこで留学をするか。どれくらい留学するか。どのように留学するか。この4つがはっきりしていなければ正直言って無駄な留学の時間になってしまいます。留学をする前になんで留学をするのかしっかり考えるべきだと思います。僕はなんで留学をするのかをアバウトに決めていました。するとどこで留学をするのかも必然的にアバウトになってしまい、どうような留学にするのかももちろんアバウトになってしまいました。そんな僕に目覚めの一発を食らわせたのはインターン先の上司でした。
 
髭が似合う僕らの上司
「グローバルの波に置いて行かれちゃうよ?」

 そうです。この記事の題名になっている言葉です。何気なく発した上司のこの言葉が僕にはすごく突き刺さりました。僕は今留学をしているという状態に満足していたのです。カンボジアという発展途上国に訪れ、日常生活も英語かクメール語という環境下にいるだけの自分に酔っていたのです。それに気づかされた僕は早急に自分の留学生活を振り返りました。今まで何を目的にどう行動してきたのか。今自分にとって本当に必要なものはなにか。この留学でやりきらなければならないことはなにかと1週間ほど自問自答しました。カンボジアにきて3か月が経ち、気づいた留学の目的は当初とは大きく異なるものでした。上司の助けもあり、この3か月で得たものは多くあります。そのため留学目的をアバウトにしていた3か月が無駄とはならなかったですが、しっかりあらかじめ考えておければさらに良い留学生活をおくれていたに違いありません。留学の時間は大学生活の時間よりも圧倒的に短いです。その限られた時間なかでより充実した留学を目指すためにも、一度自分自身と「留学」について向き合ってみてはいかがですか?最後堅くなってしまいましたが以上です。最後まで読んでいただきありがとうございます。
 

カンボジアンタイガーFC

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