中国留学


大家好‼こんにちは、経済学部経営学科3年の小山結加です。現在中国の北京にある北京工業大学に一年間交換留学しています。現在北京に来て約二ヶ月半が経ち、北京での生活にも慣れてきました。今回は、このツナガル日記を通して北京の生活を紹介したいと思います。
学校の正門、この日は天気も良くて空気もきれいです
留学の経緯・動機

 私はもともと外国語や文化に興味があったため、大学に入学する前から大学生の間に長期留学したいと思っていました。私は大学に入学してから国際交流のサークルや日本語ボランティアなどに参加していたため、留学生と関わる機会が多く、中国人留学生と仲良くなり、中国に興味を持つようになりました。そして大学1年の春休みに短期留学のSUSAPで浙江理工大学プログラムに参加したことがきっかけで、もっと中国語を話せるようになりたい、中国で生活したいと思うようになり、中国への長期留学を決意しました。SUSAPでの経験は本当に大きく、今までの中国のイメージや自分の生活や将来を見直すきっかけにもなったので、少しでも留学に興味があるという人はSUSAPへの参加はおすすめです‼


北京での生活

・交通 

私の通っている北京工業大学は北京市内にあり中心部から近く、すぐに観光地や遊びに行くことができます。北京での交通手段は、バス、地下鉄、タクシー、自転車があります。私はよく地下鉄を使います。地下鉄の路線が多く、複雑です。地下鉄は3元から6元くらいで乗ることが多いです。バスは交通カードを持っていると半額で乗ることができ、地下鉄よりも安いですが、運転が荒いため遠くまで行く時はあまりお勧めできません。自転車は街中においてあるMOBIKEを見つけて、自分の行きたいとこまでその自転車に乗り、電子決済でお金を払うことができます。1元で結構遠くまで行けるので安くて便利です。


食べ物

 北京工業大学には6つの学食があり、その中にも多くの種類のお店が入っています。一年の留学中では食べきれないくらい多いです。学食は美味しくて安いので学校がある日はよく使っています。外のレストランで食事をするのは1000円から2000円くらいかかります。寮にはキッチンもあるので自炊している学生も多いです。「外」というデリバリーサービスも良く利用します。外に出ずに、ネットで食べたいものを頼んで寮まで運んでくれるというものです。このサービスはとても便利で安く、家から出たく無い日はよく使っています。ご飯以外にもドリンク、タピオカ、デザートなどなんでもあります!!

最近食べたもの、辛いものが多くて美味しい




電子決済、ネットショッピング

 中国ではAlipayWechat Payといった電子決済が一般的で、普通現金を持たずに生活しています。ケータイさえ持っていれば、地下鉄にも乗れてなんでも買うことができます。電子決済はとても便利で日本でも早く普及してほしいです。また、淘宝というネットショッピングサイトがとても有名で、安くて便利です。ショッピングセンターやデパートで買い物をすることは少なく、ほとんどネットで買い物をしています。今日はネットで鍋、包丁、まな板、服を買いました!3日ほどで届きます。日本のネットショッピングと違う点は、商品は学校や近くの荷物を入れるロッカーにいれられ、自分で取りに行かなければなりません。再配達の手間がかからないので個人的には便利だなと思っています。


大学の授業・試験

 現在私は北京工業大学で中国語のクラスを専攻しています。最初にスピーキングと筆記試験があり、4つのクラスに分けられます。私は留学前にHSK4級を取得していて大学では3番目のクラスで、中国語を勉強しています。私たち301班のクラスには日本人2名、アイルランド人2名、韓国人10名と韓国人の留学生の割合が多くなっています。授業は、総合のクラスとスピーキングのクラスが週に2回ずつあり、他にHSK4級、5級、太極拳、中国書道、ビジネス中国語などの授業から選択して時間割を組むことができます。一つの授業は約3時間です。朝は8時から授業が始まり、遅くて16時に終わります。朝が日本よりも早いため、慣れるまでは大変でした。

総合の授業は中国語の長文を読みながら、文法や単語を学ぶものが重です。スピーキングの授業では、日常生活で使うような文章を中心に練習します。スピーキングの授業の宿題は、教科書のフレーズを使い自分たちで文章を考え、ビデオを撮ったり、パワーポイントでの発表、といった日本の授業では無いような課題が多いです。慣れない中国語を使って発表したり、留学生と交流することに最初は苦戦しましたが、最近では話せるようになってきたと感じています。


 試験に関して、3日前に初めての中間テストを受けました。総合の試験は、単語や文法、作文もあります。授業をきちんと受け、毎日復習すれば解けるはず…。スピーキングのテストは先生と生徒一対一で行われ、一人10分弱です。私にとってスピーキングは難しく、とても緊張しました。日頃から、音読や新しく出てきた文法や単語を積極的に使うことが大切だと思います。まだテストの結果が返ってきていないので、良い結果が出ていることを願ってます。
クラスのみんなで万里の長城へ

観光、休日の過ごし方

 週末や祝日は中国人、韓国人やフランス人、アイルランド人の友達たちと遊びに出かけることも多いです。故宮や天安門、高鉄で天津に行ったりしました。また、音楽フェスティバルに参加したり、映画やカラオケ、ボーリング、スケートなど楽しめる施設も多いです。様々な国の留学生と関わることで、語学力の上達にもつながり、様々な文化を知るきっかけにもなりとても楽しいです。
留学生の友達と休日に天津へ


中国人の友達と音楽フェスティバルへ



最後に

 中国に留学して2ヶ月半ですが、日本では得られない経験や日本では決して会うことのない人々との出会いがあります。また、北京工業大学には日本人が少なく日本人というだけで色々な国の人が興味を持ってくれます。私たち日本人よりもアニメや日本のドラマに詳しかったりして、面白いです。このように外国人と話して日本の素晴らしさや文化に気づくこともあり、自分の国を知り、紹介できるようになることも大切だと日々実感しています。

 留学してまだ2ヶ月半ですが、語学だけではなく様々な知識や人生の経験になっていると実感しています。海外に少しでも興味がある方や、大学生活を変えたいという方には留学はとてもオススメです。いきなり長期留学をするのは不安も大きいという方は是非、長期休みのSUSAP短期留学を使って海外の生活を体験してみるのもおすすめです!様々な出会いや、経験ができると思います。


残りの留学生活も精一杯頑張ります!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

大学の国際フェスティバル

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