Moi! こんにちは!8月からフィンランドのユバスキュラ大学に留学している、経済学部経済法学科3年の光岡真理です。この日記では、留学準備や留学生活のことについて主にお伝えしたいと思います。留学を考えている方や、既に留学が決まっている方にも役立つ日記になっていたら嬉しいです。
留学準備
留学時期について)
交換留学制度に応募するにあたって、私がまず最初に考えたことが「留学する時期」です。私の場合、「留年はしたくない」、「後々就活が大変にならないようにしたい」、そして「成人式には絶対に出席したい」という3点を念頭において留学時期を選びました。私は留学を実行に移すときには既に3年生になっていたので、留年と就活のことを考え、念には念を入れて留学期間を1学期間に設定しました。履修登録や就職活動を器用にやれば1年留学しても留学が卒業や就活に影響を及ぼすことはあまりないとも聞くので、留学を考えている方はそこもよく考えて時期を決めることをお勧めします。
語学について)
申請時に充分な語学力がなく、正式にユバスキュラ大学への交換留学生としてノミネートされるギリギリの時期まで勉強漬けの毎日でした。結果として、春休みを英語の勉強に捧げることとなってしまったので、語学条件は余裕を持って早めに突破しておくことが良いでしょう。
ユバスキュラ大学への交換留学生として正式にノミネートされた後は、ユバスキュラ大学側から求められる手続きや佐賀大学側から求められる手続き、そして海外移住に向けた手続きなど様々な手続きを同時進行で行わなければなりません。今自分がやらなければいけないことを整理しつつ、できることから片づけていけば何とか終わるので安心してください。ただし、ビザに関してと保険に関しては佐賀大学からの説明会を待つのではなく、早め早めに取り掛かることを強くお勧めします。フィンランドのビザを取得する場合は、海外保険の保険証が手続きの過程で必要です。この保険証は届くのに時間がかかる場合が多いです。また、フィンランドのビザの最終手続きは東京のビザ申請センターで行われます。申請センターで申請してからビザが届くまで、私は3週間ほど待ちました。なので、申請センターへの予約は余裕がある時期に行うといいと思います。とにかく、保険証の取得とビザの申請は早めに行いましょう。
冬用の服はsecond
hand shopでかなり安めに買えます。大学近くのUFFというsecond hand shopでは定期的にAll 3€セールとかやっているので、あまり日本から冬服をたくさん持っていかなくても大丈夫です。醤油、短種米、みりん、海苔、お酢あたりの日本食(or調味料)はスーパーに売っています。日本企業製品にこだわらなければそれほど高くないです。めんつゆとポン酢はありません。出汁もあまり見かけないので、持って行ってもいいかもしれません。
個人的に一番持って行って良かったなと思ったのが、パナソニックの海外でも使えるドライヤーです。私が住んでいる寮には備え付けのドライヤーがありませんでした。ユバスキュラにもドライヤーは売ってなくはないのですが、質は少々劣るという印象です(私のルームメイトはユバスキュラでドライヤーを購入し、どういう訳かドライヤーから煙を出していまいた)。あとは変換プラグも必須です。フィンランドと日本では、コンセントの形が違います(フィンランドでは主にCタイプのコンセントが使われています)。
留学生活
寮について)
ユバスキュラ大学の留学生はSoihtuとKoasのどちらかの寮に申請することができます。私はSoihtuを選びました。そして今、ジョージア人2人とルームシェアをしています。家賃は一人月345€で、水道代と電気代も含まれています。シャワーとトイレ、キッチンが共同で、一人一人に個別の部屋がついています(プライベートは完全に守られているのでご安心を!)大学まで徒歩30分自転車で15分、周りにはスーパーがたくさんあるので立地はいいです。バス停もすぐ近くにあります。
講義について)
私はSchool of
Business and Economicsという経済系の学部に所属しており、経済の講義に加え、佐賀大学の副専攻である歴史文化に関連する講義を1つ、そして英語の講義を2つ取っています。専門的な内容を英語で学ぶということはもちろん難しいのですが、どの講義でも毎回レジュメが配布されるのでとても助かっています。講義は1つ1つが重たいので、大体どの学生も5~6個の講義を上限にして履修登録をしていました。
学食について)
学生証を見せると、ビュッフェ形式の大学の学食が2.95€で食べられます。皮ごと茹でてあるオイル漬け(?)のジャガイモがものすごくおいしいです。パンはいくらとっても無料なので、お腹いっぱい食べることができます。
部活動について)
ユバスキュラ大学には、U-moveという運動系のクラブアクティビティ団体があります。参加費はかかるものの、多くの留学生がこの団体に所属しており、日々アクティビティを楽しんでいるようです。私はこの団体に所属していないのですが、クラブアクティビティとして、毎週火曜日の夕方にユバスキュラ大学の学生が主催しているアートクラブに通っています。友達とおしゃべりをしながら絵を描く時間はとても楽しいです。
旅行について)
ヨーロッパに留学する利点の一つとして、「近場のヨーロッパの国に気軽に旅行することができる」ということが挙げられます。太平洋を越えて一度欧州に来てしまえばもうこっちのものです。ヨーロッパはとにかく街並みが映画みたいで美しいので、お金と時間が許す限り色んな国に行ってみてください。
その他の日々の生活について)
講義のない日は課題をしたり、部屋でNetflixを見たりしています。寮の共同キッチンでルームメイトたちとよくおしゃべりもします。彼女たちはとても友好的で、よくショッピングやサウナに誘ってくれます。他にも、ユバスキュラでできた留学生の友だちとお菓子作りをしたり、湖まで一緒にオーロラを見に行ったりしています。暇なときは近くのスーパーに行って、面白そうな食材を試しに買ってみるのも楽しみの一つです。フィンランドはヨーグルトの種類が豊富でおいしいです。とにかく毎日が充実しており、とても楽しい留学生活を送ることができています。
(Netflix関連で思い出したのですが、日本の有名なアニメをいくつか見てから留学に行くことをお勧めします。かなり話のネタになりました。)
ルームメイトたちとジョージアレストランに
寮の近くの湖
最後に)
留学期間も残り1カ月となり、達成感と共に少し寂しい気持ちになっています。留学直前は不安でいっぱいだったのですが、いざ来てみれば本当に毎日が楽しいです。このように今充実した生活を送ることができているのも、私の留学を応援してくださった家族や大学関係者の方々、親戚、友達、先輩方、そのほか支援いただいた方々のおかげです。心から感謝申し上げます。
最後に、ここまで私の留学日記を読んでくださりありがとうございました!Kiitos!





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