この日記では私の留学前の準備から、リトアニアでの学生生活について紹介します。
留学、またはリトアニアに興味のある方の参考になれば幸いです。
ü 自分の専攻に近いコースがある、また専攻学部関係なく授業が選択できる
ü ヨーロッパのなかでは比較的物価が安い
ü Organic foodの普及が盛ん
VDUでは英語で開講されていれば、専攻を問わず受講することができます。円安の影響により物価は安いとは言えませんが、そこまで切り詰めることなく、外食、娯楽を含めてJASSOの奨学金(月額9万)により十分賄えています。
l 留学準備
【留学時期】
私の留学時期は3年夏~4年夏です。3年前期までに卒業に必要な単位数を取得していたため、VDUでは単位互換を気にせず興味のある授業を選んでいます。ただし、卒論や必修科目など、卒業要件に関わる授業は残っているため、担当教授にご協力いただき、オンライン授業で対応していただいています。留年を避けたい場合は、担当教授に事前の相談をおすすめします。
【ノミネート後の申請】
ノミネート後は留学校先への提出書類が多いので、毎日メールを確認し、疑問点はすぐに問い合わせることが重要です。特にビザ申請に必要な海外旅行者保険は取得までに時間がかかるので、日本でビザを申請する場合は早めの行動が必要です。
【寮の申請】
私は運よく確保できましたが、VDUの寮は先着順です。申し込み開始から数十秒で満室となるほどの競争です。一般のアパートを借りることもできますが、家賃は月10万円程度となります。(一方、寮費は光熱費込みで月3万円程度)
【ビザ申請】
ビザ申請には、2つの方法があります。
1.日本での申請:東京にある駐日リトアニア大使館に2回行く必要がある
2.リトアニアでの申請: 費用がかからず、申請が通れば約1週間で受け取れる
私は時間とお金を考え2を選択し、大使館のウェブサイトまたVDUコーディネーターに問い合わせながら必要書類を準備しました。
必要書類の1つ残高証明書について、私はリトアニアでも一般的なネット銀行「REVOLUT」を使用することをお勧めします。円から€に無料で両替でき(限度額あり)、PDFの残高証明も簡単に取得できます。日本の銀行が発行する英文残高証明は、通貨が円表記であること、さらに署名が原本ではないので却下される可能性が高いです。また、海外旅行者保険証には「シェンゲンエリアをカバーしている」旨の記載が必要です。
私は書類不備で一度却下され、精神的にかなり落ち込みましたが、日本人はEU圏内ならビザなしで3か月滞在できるため、そこまで心配する必要はありません。一度でうまくいかなくても、次に通るよう準備すれば大丈夫です!
【メンター制度】
VDUではメンター制度(佐賀大学でいう留学生チューター)があり、現地学生が留学生活のサポートをしてくれます。私のメンターはリトアニア人で、リトアニアについてたくさん教えてくれる先輩であり、最高の友人です!メンターのおかげで本当に助かっているのでぜひこの制度を利用することをおすすめします。
l リトアニアでの生活
【リトアニアについて】
スーパーやレストランではリトアニア語表記のみの場所が少なくありません。支払いに関してはキャッシュレスが普及しているため、現金を使う場面はほとんどありませんが、公共トイレや荷物ロッカーではコインが必要です。
気候は乾燥していて到着時は暖かくて過ごしやすかったものの、10月初めからは急に寒くなり、日照時間が短くなりました(15時には暗い)。今年は14年ぶりの大寒波で、1~2月はマイナス30℃近くまで気温が下がりました。
【持ってきたらいいもの】
・日本食材、調味料(手に入りにくい、高価なため)
・ヒートテック(カイロもあるといい)
・常備薬、(熱さまシート)
・化粧品(洗顔、化粧水など)
・マイ箸
・ビタミンサプリ
古着屋は充実しているので服は安く購入できます。ズボンは丈が長いので持ってくると良いでしょう。
【交通機関】
リトアニアでは主にバス、時々電車を利用して移動します。バスはTrafiというアプリでバスの時刻表や現在地を確認し、Ziogasというアプリで運賃を払えます。学割を利用すると1回0.14€(30分有効)で乗車できます。また、月に5.4€を超えて利用すると、それ以降は無料になる仕組みです。電車はLTG-Linkというアプリでチケットを購入します。Kaunas から首都Vilniusまでは約1時間半、片道2.5~6€で行くことができます。
【寮生活】
私はAkademijaの5番寮の3人部屋に住んでいます。部屋に仕切りがなくシャワー室は共用です。キッチンは共有スペースにあります。共有スペースにある洗濯機は有料で、1回3€(乾燥機は追加2€)です。同時期に来たルームメイトたちとすぐに仲良くなり、一緒に旅行に行ったり、料理したり、歌って踊ったりと、留学生活で一番楽しくて大切な思い出の一つになっています。文化や宗教、考え方が異なる人たちと英語で会話するので、お互い誤解して喧嘩したり、伝えきれないもどかしさでしんどいこともありますが、毎日感じる文化の違いは面白く、この部屋が自分にとっての心の支えとなっているので、寮生活は本当におすすめです!
| 後期のルームメイトたちと |
| 前期のルームメイトたちと |
【自由時間】
授業のない日は課題をしたり、友達とカフェや美術館に行ったり、週末は旅行に出かけたりしています。リトアニアでは月末日曜日が「Museum free day」でとてもお得です。Kaunasはカフェが多く、カフェ巡りも楽しめます。また、ESNという学生団体が様々なイベントを開催しており、イベントを楽しみながら多くの学生と関わることができます。
【大学生活】
私は主にリトアニアの歴史や伝統に関する授業と、自分の専門に関する授業を履修しています。授業はPractical とSeminarにわかれ、1回の講義が2時間半以上のものもあります。農学部の授業では学生発表が多く、個人学習が中心です。グループワークやプレゼンが多いため、授業についていくのに精いっぱいで、自分の意見をすぐに発言できない能力不足を感じます。常に自分の考えを持ちながら、授業に取り組む重要性を実感しています。
また大学内の学習スペースは充実しており、キャンパスごとに図書館があります。Akademijaのキャンパスにはジムもあり、登録すれば使用することができます。学食もありますが値段は高めです。
l 最後に
留学が決まってからは自分が思った以上に不安が大きく、10ヶ月間やっていけるか心配でした。しかし、最高のルームメイトや友人たちとの出会いにより、この留学を充実した楽しいものにすることができています。毎日が素晴らしい経験に満ちていて、留学に来て本当に良かったと感じています。残りの期間も、両親、佐賀大学国際課の皆さん、コースの先生方、友人への感謝を忘れず、努力をしていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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