アメリカ スリッパリーロック大学に2学期間、交換留学をしている教育学部 中等教育主免専攻 英語科4年の向敬史です。この日記では、次に留学に行く人を手助けできるように僕が困った点や実際の費用に関して具体的な金額などを記載するように心掛けました。
留学を志したきっかけ
将来は高等学校英語科教員を志しており、英語力の向上はもちろん、誰かの経験ではなく「自分の経験」として英語を学ぶ意義を生徒に伝えられた方が魅力的であると思い留学を志すようになりました。
SRUを志した理由としては、一年生の頃にThe Immersion Programに参加しSRUの学生と交流し、授業への取り組み方の違いを感じ、現地で学んでみたいと思うようになりました。大学3年生と4年生の春には、SRUからのJapan Tripの学生リーダーを任せて頂き、現地の友達を作ることができました。
語学準備
TOEFL ITPで500点が必要です。英語が苦手な人でも努力すれば十分に到達可能な基準だと思います。オンラインで受験でき、価格も5000円程度のため他のテストに比べて手軽に受験できます。実際に現地に行くと、500点では全く足りないと感じます。500点よりも高いスコアに目標を定め、将来を見据えた勉強をお勧めします。
保険:J1保険
保険は一斉でJI保険に加入します。留学期間によって価格が変化します
→9か月分で10万円程度
費用
交換留学では、授業料は佐賀大学に払うため、受け入れ先に払う必要はありませんが、SRUでは寮費とミールプランのお金を払う必要があります。寮もミールプランもいくつか種類があり、それぞれで値段が異なります。寮に関しては基本的にTraditional(古・安)またはSuite(新・高)があります。価格に関しても二倍近く変わってくるので、よく検討するのがいいと思います。
手続きは基本的にMySRUというポータルを使用して行います。ワクチンも打つ必要があります。髄膜炎ワクチンが2万円近くした記憶があります。
→SEVIS:220$ J1Visa: 185$+郵送料 寮の一時金:175$ 入学手続:90$ ミール+寮:一学
期間で約3500$
奨学金
最初、国際課から業務スーパードリーム奨学金を申し込みました。教授にも指導を頂きながら、非常に時間をかけて一次審査の書類の準備をしたため自信があったのですが、書類審査を合格することができませんでした。少し、自信を失いかけてしまいました。代わりに、以下の奨学金を受給させて頂き、経済的に多大なる支援を頂き、感謝をしています。
・JASSO海外留学支援制度(協定派遣)奨学金 月額11万円×派遣月数
・JASSO海外留学支援制度(渡航支援金) 1万円
・佐賀大学校友会海外派遣奨励金(渡航費支援) 上限10万円
書類
SRUから沢山の書類が送られてきます。特に重要な書類としてはDS-2019です。これはパスポート、Visaの次に大切な書類だと思います。ほとんどすべての手続きに必要ですので、確実に保存しましょう。また、有効期限を確認しましょう。(僕は、送られてきた書類をそのまま面接に持っていき、Visaが郵送された時に、DS-2019の期限が間違っており、Visaの期限が半年で郵送されてきました。)
授業計画
授業に関しては、J1ビザの学生は最低12単位取ることが条件のため、最低4つの授業を履修することとなります(1つの授業が基本3単位のため)。授業検索に関しては、SRUのホームページからUndergraduate Major→Course Searchから見ることができると思います。秋学期に関しては、現地の学生が前学期に授業登録を行っているため、授業を選択する際にFullと表示されると思いますが、各教授はoverrideといって、いくつか余分な席を持っているので問い合わせてみると許可していただけると思います。また、大学についてから授業変更を手伝ってくれる人もいるので問い合わせてみてください。
授業時間と回数についてですが、夜のクラス以外は月水金と火木に分けられており、月水金が50分、火木が75分というサイクルになっています。夜のクラスは週1回で5時や6時から開始して150分の授業です。
授業の難易度ですが、3桁のコース番号の最初の数字が想定されている学年となっているようです。課題に関しては、SRUの方が多いと感じています。授業数は少ないですが、早いペースで次の授業が回ってくるため、毎日課題に追われています。今学期の僕のスケジュールを添付しています。最初は5つ履修する予定だったのですが、TESOLのクラスが大変だと感じたので4つに変更しました。これは教授にご協力いただいて、交換留学生として初めて大学院レベルのTESOLの授業を受講させて頂くことができました。SRUでは一定の単位を保持している学部生が大学院の授業を二つまで受講することができるという制度によるものです。僕は佐賀大学の4年生で、一定数の単位を取得している(undergraduates with 90+ credits and a 3.0 GPA)と認めていただき、正式に履修することが可能になりました。教授にはとても感謝しています。他の学部でも、大学院レベルの授業を受講することが可能かもしれません。(追記:大学の決定によりTESOLのプログラムが閉鎖となりました。そのため、申し込みは出来なくなりました。)
また、火木の日本語の授業にチューターとして参加させて頂いていました。主に、宿題の採点とデータ入力、学生とペアを組んで日本語を話す練習をするなどです。チューターとして参加しているため、給料(1時間:8.5$)を頂くことができ、非常に助かっています。
春学期のスケジュール |
住居
僕はRhoads HallというTraditionalに住んでいます。2人部屋で1人のルームメイトが居ます。彼が冷蔵庫や電子レンジなどを持っているので、いつも借りさせてもらっています。洗濯機は各フロアに設置されています。洗濯と乾燥で、それぞれ2$かかるので地味にお金がかかります。最初は洗濯機を利用していましたが、最近は袋に洗剤と服を入れて、シャワーを浴びる時に一緒に洗っています。秋学期に洗面台で洗っていると、友達から「お金ないの?俺が代わりに払うから洗濯機を使いなよ」と言われたことがあります。円安のため、周りの目は気にせず、節約に励んでいます。
食べ物
基本的にBoozelという食堂に食べに行っています。Boozelはビュッフェ形式で、日替わりのメニューがあります。僕は必ず野菜コーナーで野菜を山盛り食べてから、他の食材に行くようにします(野菜のお陰で少しは体型維持できていると思います)。食材は
”Hit or miss” ですが、ピザとポテトと野菜ははずれがないです。はじめは、残飯の量や机の汚さにびっくりしていました。
また、日本の100均で買った、米が炊けるボウルがすごく役立っています。米は近くのスーパー(ジャイアントイーグル)にある、NISHIKIという米が日本のコメに似ていておすすめです。早く日本のご飯が食べたいと毎日思っています。
友だちの作り方
日本語の授業に参加して、日本語を学んでいる学生と友達になれる環境にとても感謝しています。日本語の友達から、その人の友達と友達になることで交友関係が広がっていくと思います。
また、相手の名前を覚えて、すれ違う際に”Hi,
(name)”と言えるようになるとすごく良いと思います。こちらの学生は1回会っただけで名前を覚えて、呼んでくれます。他には、「その服いいね」などの会話から話すようになった友だちもいます。
旅行
昔はピッツバーグまでのバスがあったようなのですが、今はもうありません。そのため、ほぼ大学に隔離状態です。しかし、多くの学生が車を持っており、遊びに連れて行ってくれることがあります。サンクスギビングなどの祝日には長めの休みがあるので、友達の家に滞在させて頂くこともありました。ある週末には、車でカナダのトロントやナイアガラの滝、年末年始にはニューヨークのタイムズスクエアに行って、ボールドロップを見ることができました。
留学を考えている方へ
僕自身、1年生の頃から国際課に留学をすると言い、何年も「行く行く詐欺」をしたと思っています。それでも、本気で行こうと思えば、私を助けてくれる方が多くいました。お金や就活、研究室など沢山の先延ばしする理由が転がっていると思います。僕のように先延ばしにしてTESOLの授業を受講できるという良い面もあるかもしれませんが、早いに越したことはないのではないかなと個人的には思います(教育学部の方は、教育実習の関係で留年は必至となりますが)。円安も進んでいて、これからどうなるか分かりません。留学がお金持ちだけのものになると考えると、今決断するのが吉だと思います。大学生の「お金なんて、すぐに取り返せる」と僕は思っています。We’ll seeだと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
正直、苦しいことも沢山ありますが僕も頑張っています。一緒に頑張りましょう!!
| ナイアガラの滝 |
| サンクスギビングに招待 |
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