チャオプラヤ川の畔より



 サワディーカー。経済学部経済学科3年の岡本風音です。私は今タイのタマサート大学に留学しています。留学してから3ヶ月が過ぎ、やっと生活に慣れてきたところです。タイでの生活は毎日が大冒険で苦しいこともあったけど楽しいこともたくさんあり、毎日が充実しています。

・大学について
 タマサート大学はバンコクの王宮やワット・ポーなどの観光地の近くにある大学で、カオサンまで歩いて15分、サイアムまでバスで20分、日本人の多いスクンビットまではバスで40分くらいの場所にあります。私が通っているタープラチャンキャンパスの他に郊外にランシットキャンパスがあり、2つのキャンパスの間はバン(ロットゥー)がつないでいます。

 私が所属しているPBICThai Studiesプログラムでの授業はすべて英語で、受講生は留学生が大半です。留学生はアメリカからの留学生が多く、次に日本人が多いです。ですから英語の力をつけたいという人にはオススメの留学先かもしれません。私は最初の学期に「Beginning Thai(タイ語初級)」、「Thailand in International Arena(タイの国際関係)」、「Thai Cuisine(タイ料理)」、「Thai Media and Society(タイのメディアと社会)」の4つの講義を受講しました。講義では中間テストと期末テスト(レポートの場合もあり)があり、その他にもグループを作って協力して調査し、プレゼンの発表をする授業が多く、その準備が結構大変です。ですが、授業ではスタディトリップが多くあり、私も国連の施設やテレビ局など、様々な場所を見学しました。また授業は午前が2時間半、午後が3時間の授業ですが途中に30分程の休憩があり、生徒の多くはその時間の間、教室のすぐ下にある食堂に行ってジュースを買って飲んだりしています。食堂は大体3040バーツほどですが、あるタマサートの周りには屋台やレストランがたくさんあり、そこで昼食をとることができます。

 タマサートでは、国際課主催のイベントが週末に毎週のように開催され、私はElephant camp(象乗り体験)や中華街ツアーなど様々なイベントに参加しました。ちなみにElephant camp以外は交通費、昼食代(朝食が出る場合も)は大学が出してくれます。

Elephant campに参加した際の一枚
 
・生活について
 私が住んでいる3J courtというアパートは大学から橋を渡って歩いて15分の場所にあり、留学生がたくさん住んでいます。通学については階段を上って橋を渡る以外に渡し船を使う方法がありますが、時間がかかるので今は歩いています。3J courtは6つの建物があり、私の部屋にはベッドに机が2つ、クローゼット、エアコン、温水シャワー、トイレ、テレビ、冷蔵庫がありますが、キッチンはありません。ですが24時間営業の食堂とセキュリティサービスの他、自習室、郵便局、コインランドリー、クリーニング、美容室があります。アパートの表の通りに出れば、24時間営業のセブンイレブン、ATM(日本語対応アリ)、屋台は確認したところ午前2時まで開いていました。アパートの周りには屋台やレストランがたくさんあり、英語メニューがある屋台も多く、タイ語で話しかけても英語で値段を言ってくれます()。大学とは反対に歩いて15分の場所にTESCO LOTUSというスーパーマーケットを含むデパートがあり、さらに歩いて15分のところにもう1TESCO LOTUSとセントラル・ピンクラオという大きなショッピングモールがあり、とても便利です。また、日本語対応の病院もあるので何かあっても安心です。

バンコクの風景

・バンコクでの思い出
 私が留学してからの3ヶ月はとても充実したものでした。他の大学からの留学生が行っていた日本文化講座の手伝いで私が経済学部のウォッチング東北で見てきた被災地の状況をプレゼンしたり、佐賀のことについて紹介したりしました。また、4月にあったソンクランでは寺院を回って現地の方と同じように仏像に水をかける体験をしたり、水かけ祭りを楽しんだりとタイの文化に多く触れることができたと思います。大学の中だけではなく外にも友人ができたりと、留学を通して私の世界が一気に広がりました。これからもタイをもっともっと知って、たくさんのことを学んで帰ってきたいと思います。

日本文化講座の参加者たちと
 
プレゼンの様子
 
 

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